2018年2月10日、リサイクル工場見学バスツアーを行いました
2018年2月10日(土)に、食品廃棄物のリサイクル、廃プラスチックや廃油の再資源化等の温室効果ガス排出量の削減にもつながるエコな取組の見学を目的として「リサイクル工場見学バスツアー」を開催しました。
当日は、宇部市にある株式会社アースクリエイティブを訪問し、食品リサイクルセンター、BDF(バイオディーゼル燃料)製造施設、廃プラ油化施設、バイオガス発電システムを見学させていただきました。
工場では、食品廃棄物が飼料化されていく様子や、発泡スチロールやプラスチック容器をプラスチック製品の原料にリサイクルする取組のほか、宇部市と連携されている生ゴミのメタン発酵によるメタンガスの発電実証設備などを見ることができました。
特に食品リサイクルセンターでは、「パッケージが変更された」、「形が良くない」という理由で食品製造業や小売店などから排出される食品廃棄物の多さに大変驚きました。
参加者からは「食品廃棄物が焼却処分されずにエコ飼料にリサイクルされることは多様な有益性がある。私たちも地球市民としてサポートしていきたい。」「食品廃棄物の多さに驚くとともに、もっと食品ロス自体を減らす対策を立てる必要があると思った。」などリサイクルや食品ロス削減への意識が高まったとの声が多くあがりました。
食品等の廃棄は、廃棄処理時のエネルギーの消費はもちろん、それ以前の過程で排出された温室効果ガスも小さくないと考えられます。
とめるっちゃでは、今後も事業者の皆様との情報共有を進め、節電などの省エネ活動に併せて、市域の食品ロス削減やリサイクルなどの取組がより一層進むよう普及啓発などの活動を積極的に進めていきます。
御参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。これを機に、リサイクルや身近な温暖化対策に取り組んでくださいね。
最後になりましたが、当日御対応いただいた株式会社アースクリエイティブの皆様、大変丁寧な御説明をありがとうございました。勉強させていただいたことは、これからのとめるっちゃの活動に活かしていきたいと思います。