山口県 温暖化とめるっちゃネットワークやまぐち News
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2015年11月8日、先進事例視察研修を行いました

 

当協議会の会員を対象に、先進事例視察研修に行きました。

 当初、広島県世羅町で開催される「第4回里山笑コフェスタin夢公園」に参加し、脱温暖化プロジェクトせら(世羅町の地球温暖化対策地域協議会)(以下「プロジェクトせら」)との交流会を行う予定でしたが、天候不順により里山笑コフェスタが中止となってしまったため、プロジェクトせらとの意見交換会を行いました。

 プロジェクトせらは、地球温暖化防止活動推進員やプロジェクトごとの7人のリーダーが中心となって、それぞれの得意分野を活かしながら、そして地域の方を巻き込みながら、楽しそうに活動されているのが印象的でした。

 視察研修に参加したとめるっちゃ会員の感想は・・・

 

 

 町ぐるみで脱温暖化のまちづくりを実践しておられて感心しました。

 7つのプロジェクト名がわかりやすく、とっつきやすいです。

 推進員が中心となって、他団体や町民を巻き込んで活動しているのが良かったです。

 市民向けの講座を実施後に継続して活動を展開できる様にする必要があります。

                                        

 熱心な両活動家の皆様の熱い意見交換と、ご夫婦で参加された奥様の熱い思いを聞くと、自分がたいへん申し訳ない参加者で、身のおきどころがないような気がしました。

だから、明日からどうする?本当はよく分かりません。ただ何年か後の山口の姿が早く想像できるようになりたいと考えています。

                                        

 随分遠いいなか町へ行くのだなと思っていました。しかし、意見交換会に参加して、エコ活動の取組みに感動しました。地域の方々を巻き込み実践されていて、その成果が生まれつつあることはすばらしいと感じました。

 山口市としても、もっと輪を広げて、たくさんの人に参加していただける事を考える必要性があると思いました。

                                        

 市民の方が元気に活動をされている印象を受けました。

 個々の得意分野について活動しているので、目的もブレにくく、成果は大きいと思いました。

 山口市は世良に比べて活動の種類は狭いですが、様々な人(年齢や経歴、所属など)が集まっている分、色んな視点からの意見や知恵が出て活動に活かせている点が良さなのかなと、今日の視察を通して感じました。

                                        

 コンパクトの町なので、顔の見える関係にある分分かりやすいところもあるかもしれないですが、一つの事業にたくさんの学校や施設を巻き込んでいるところに関心しました。

 後継者ではなく、仲間、横のつながりを拡げる課題は共通の(本音の)部分であると感じました。その為にも、次世代の子どもたちへの環境学習は大事であり、家庭内での拡がりが望めます。

 雨でイベント(かえっこバザール)が見れなかったのでは残念でしたが、それ以上の成果を得られ、また次の一歩のモチベーションを上げられる研修でした。

                                        

 イベントは中止でしたが、しっかりお話がきけて良かったです。

 人口2万弱の町に27名の地球温暖化防止活動推進員の方がいらっしゃること、その方々を中心に、官民が一緒に脱温暖化プロジェクトせらの活動を進められていること・・・いろいろと問題もあるでしょうが、すばらしいです。

 山口市も山口県も、そして私自身も頑張らなくてはいけないと、つくづく思いました。

                                        

 町はオーガナイザー、実践は町民という取組が成果につながっています。

 活動の発展・担い手発掘に悩みを抱えていますが、それでも町民の自主的な参加ができていると思います。

 薦田(こもだ)さんの存在が大きいです。よき助言者となっています。

                                        

 世羅町の事例の中でも特に、「里のめぐみ活用プロジェクト」の取組に関心を持ちました。私と同世代の女性たちが元気いっぱいに、楽しそうにチェーンソーを扱う姿がかっこよかったです。イベントでは、つきたてのお餅を竹で作った器で食べる子どもが紹介されていました。「達成感や感動がないと人は動かせない」というお話がありましたが、私も同じことを感じています。

 昨年度の岩国研修、今回の世羅町の研修を受けて、とめるっちゃも会員以外を巻き込むことにつながる動きを起こすことを期待します。

                                        

 自分たちの出来る事から、環境に良い事をしようと思います。

                                        

 はじめて本格的な研修に参加し、環境の大切さを感じたところです。

 自分たちが出来ることから進めていきますが、今後いろんな活動に参加し、地域で良くしていけるよう提案もしたいと思います。私たちは、市のスポーツボランティアや県の清掃ボランティアなどやっていますが、エコに関することについてはまだまだ勉強中です。みなさんの多くの経験を伺いながら、いろいろなことにチャレンジしてみたいです。

 私は仕事があまりエコには関係ないものをしていますが、管理栄養士や食育指導の資格も活かして、何か地域の人たちが環境に興味がもてるようになるため手助けができると良いな、と思います。

                                        

 今回の研修で「脱温暖化プロジェクトせら」の住民主体による様々な活動を知ることができ、とても良かったと思っています。特に7つの「地域発重点プロジェクト」の幅の広さには感心しました。またこれだけの活動を住民主導で実施されていることに、素晴らしさと同時に大変さも感じました。さらに市民活動における2つの課題について改めて考えさせられました。

 その1つは、中心となって活動される方の高齢化の問題です。最初に関わった方の思いが強いということも、なかなか新しい仲間が入りにくいといった側面もあります。特に若い人たちは家庭や仕事で忙しく、社会的な活動に関わっておれないといった事情も存在します。前期高齢者といわれている方々の参加を促すと同時に、子育て前の比較的時間に余裕のある若い人たちに、もっと関わってもらうことが大切だと思います。そのためには若い人が企画するイベントに参加し、高齢者が若い人と面識を積極的にもつことも重要だと考えています。

 2つ目は、同様の活動をしている他の団体との連携です。山口市内にも様々な環境に関わる活動をしておられるNPO法人や任意団体があります。このような活動団体と、どう交流し一緒に亊業展開していくかが、私たちの目指す脱温暖化にとって重要だと感じます。脱温暖化対策は大変広範囲です。ある程度の分野立てをし、その分野の活動団体と、情報交換や共同での亊業開催を検討していけば、より効果の上がる亊業展開が可能となるのではないかと感じました(既に実施しておられるとは思いますが)。

                                        

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