山口県 温暖化とめるっちゃネットワークやまぐち News
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 2025年10月1日

脱炭素まちづくりカレッジを開催しました!

9月28日(日)吉敷地域交流センターにおいて当団体で2回目の「脱炭素まちづくりカレッジ」を開催しました。

このイベントは、私たちが暮らす地域での課題を認識し、温室効果ガス排出量を半減するために必要な視点・考え方に気づくことを目的としています。また、ゲーム体験を通じて感じたことを仲間と共有し学び、今後の自分にできることを考えてもらうという内容のもので、大学生を中心に10代から70代の21名の方に参加いただきました。講師には、一般社団法人SDGs未来ラボ代表理事で脱炭素まちづくりカレッジ公認ファシリテーターの阿部昭彦さんにお越しいただきました。

 

今回の体験のメインプログラムとなるカードゲーム「脱炭素まちづくりplay!」は、2050年までに温室効果ガス排出量を全体として実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を目指すために、まずは、2030年までに温室効果ガス排出量を半減ために、何ができるのかを疑似体験を通じ体感していただきました。参加者がスーパー・ごみ処理場・農家・IT企業・金融機関・行政などの役割を担い、カードに書かれたプロジェクトを資金を元にパートナーを探しながら実行していきます。様々なプロジェクトにチェレンジするために、参加者同士が個人目標と共に全体目標の温室効果ガス削減の達成に向けて協力し、全員で未来のまちづくりをつくり上げていきます。

時間制限があることに加えて、プロジェクトにはトラップがあったり、参加者同士で協力しなければ目標を達成できないような内容となっていました。はじめは、目の前の自分のプロジェクトをクリアすることに一生懸命でしたが、次第に参加者同士で声を掛け合い、チーム、年代に関わらず積極的に協力し、かなり盛り上がり、気づけばプロジェクトをクリアするために会場全体が一つになっていました!

結果としては、全体目標は排出量100から56と目標まであと一歩で達成することはできませんでした。

振り返りでは、様々な課題解決に向けて、自分の役割を考えたうえでプロジェクトを進めることが難しかったや、目標達成のためにはコミュニケーションが大切など、いろいろな気づきが生まれ、自分ごととして考えることができました。また、今後は温室効果ガス排出量半減に向け、行政・企業・団体・市民の皆様など、あらゆる方が主体となって積極的に協力しなければならないことを学ぶことができました。

 

また、当団体の団体会員でもあり、地域で活躍されている市民エネルギーやまぐち株式会社や 小郡みんな食堂実行委員会の取組について紹介していただきました。 今後も地域一丸となって、脱炭素なまちづくりを推進していきたいと思います。

 

最後に、参加者の感想をいくつかご紹介します。

・実際にどのような行動が、どのくらいのCO₂排出を削減できるのかが分かって良かった。

・みんなが同じ方向を向く活動がうまくできたのはいい体験だった

・まず、楽しかった!人とつながることの大切さを味わった

・個人から地域の多様なステークホルダーと協力する重要性、そのための現状把握情報の見える化

・カードゲームという形で、現実の問題として何が必要かを考えることができたので、これをきっかけに自身の生活や行動に生かしていきたいと思った。また、気候変動についても改めて考えるきっかけとなれて良かった。

 

参加いただいた皆さん、ありがとうござました。

 

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